<景品表示法>消費者庁の行動は理解できない。

2009年11月10日に消費者庁表示対策課より、ファミリーマートの5ヶ月前の誤表示に対して、優良誤認とのことで措置命令(旧排除命令)が出されました。WEB情報ですと、「株式会社ファミリーマートは、6月17日からホームページ上で10日間謝罪する一方、農林水産省に経緯を報告していたが、消費者庁は「消費者への周知が不十分」として措置命令を出した。」とのことである。では、どのような周知が必要だったのか知らしめないと同じような事案が発生するのではないかと危惧します(知らしめない方が実績がつくれるのかしら)。
裏では、消費者庁食品表示課はエコナで実績を上げているので、表示対策課も実績つくりとして、行政指導したとの声がありますし、5ヶ月前のズワイガニの優良誤認については、最初の会社に対して排除命令を出し、その後発覚した2社についてはお咎めなしで、判断にぶれ我あるように感じます。
今回のファミリーマートの措置命令については、行政措置をとった理由を明確にしてほしいものである。

株式会社ファミリーマートに対する景品表示法に基づく措置命令
http://www.caa.go.jp/representation/pdf/091110premiums.pdf
消費者庁、ファミマに措置命令 おにぎりの具を誤表示
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091110AT1G1000Y10112009.html
http://www3.nhk.or.jp/news/k10013694001000.html
http://www.asahi.com/national/update/1110/TKY200911100273.html
http://www.family.co.jp/company/news_releases/2009/copy_of_091109_3.html